肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌ワクチンで肺炎・重症感染症を予防しましょう
肺炎球菌は、肺炎をはじめ、中耳炎、副鼻腔炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす細菌です。
特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方では、肺炎球菌による感染症が重症化することがあります。
肺炎球菌ワクチンを接種することで、ワクチンに含まれる型の肺炎球菌による肺炎や重症感染症の予防が期待できます。
当院では、成人の肺炎球菌ワクチンとして
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プレベナー20®(20価肺炎球菌結合型ワクチン)
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キャップバックス®(21価肺炎球菌結合型ワクチン)
を取り扱っています。
<肺炎球菌ワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。ご希望の方はお気軽にご相談ください。>
2026年4月から高齢者肺炎球菌の定期接種が変わりました
2026年4月から、高齢者肺炎球菌の定期予防接種に使用されるワクチンが、従来の「ニューモバックスNP®」から**「プレベナー20®」**に変更されました。
定期接種の対象となる方は、原則として以下の方です。
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65歳の方
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60~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能や免疫機能に一定の障害がある方
対象となる方には、自治体から予診票等が送付されます。
旭市にお住まいの方
旭市では、定期接種対象者に3,000円の助成があります。
当院のプレベナー20の接種料金は12,000円ですので、旭市の助成対象となる方の窓口負担額は、
9,000円(税込)
となります。
※市が発行した予診票を必ずご持参ください。
※生活保護を受給されている方は、所定の手続きにより全額公費負担となります。
プレベナー20とキャップバックスの違い
成人向けの肺炎球菌ワクチンにはいくつか種類がありますが、当院では主に「プレベナー20」と「キャップバックス」をご案内しています。
| プレベナー20® | キャップバックス® | |
|---|---|---|
| ワクチンの種類 | 20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20) | 21価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV21) |
| 対応する血清型 | 20種類 | 21種類 |
| 特徴 | 幅広い年代で使用されている結合型ワクチン | 成人の肺炎球菌感染症で問題となる血清型を重視して開発された新しいワクチン |
| 2026年度の高齢者定期接種 | 対象 | 対象外 |
| 旭市定期接種対象者の窓口負担 | 9,000円 | ― |
| 任意接種料金 | 12,000円 | 15,000円 |
| 接種方法 | 1回・筋肉注射 | 1回・筋肉注射 |
「20価」と「21価」の数字だけで優劣が決まるわけではありません
肺炎球菌には多くの「血清型」があります。
プレベナー20は20種類、キャップバックスは21種類の血清型に対応しますが、単純に「21価だから20価より1種類多い」というだけではありません。
両者では、含まれている肺炎球菌の血清型そのものが異なります。
キャップバックスは、成人で現在問題となっている肺炎球菌の血清型をより広くカバーすることを目的として開発されたワクチンです。
国内の研究でも、成人の肺炎球菌感染症の原因となっている血清型について、キャップバックスの方がプレベナー20より広くカバーできる可能性が報告されています。
ただし、「血清型を広くカバーすること」と「実際に病気になるのをどれだけ防ぐか」は完全に同じものではありません。
そのため、年齢、基礎疾患、これまでの肺炎球菌ワクチン接種歴、公費助成の有無などを考えて選択することが大切です。
どちらのワクチンを受ければいいですか?
① 65歳で定期接種の対象となる方
まずは、定期接種として受けられるプレベナー20をおすすめします。
旭市の対象者であれば3,000円の助成を受けることができ、当院では9,000円で接種できます。
② 65歳以上で定期接種の対象ではない方
任意接種として、プレベナー20またはキャップバックスを検討できます。
より広い血清型への対応を希望される場合には、キャップバックスも有力な選択肢となります。
③ 65歳未満でも基礎疾患のある方
年齢が若くても、
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慢性の心臓病
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慢性の呼吸器疾患
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糖尿病
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慢性腎臓病
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免疫機能が低下する病気・治療
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脾臓を摘出した方
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その他、肺炎球菌感染症が重症化しやすい状態
などがある場合には、肺炎球菌ワクチンの接種を検討することがあります。
適したワクチンは年齢や病気の状態によって異なりますので、診察時にご相談ください。
④ 過去にニューモバックスなどを接種したことがある方
「以前に肺炎球菌ワクチンを受けたので、もう接種しなくてもよいですか?」
というご質問をよくいただきます。
過去にニューモバックスNP®、プレベナー、バクニュバンスなどを接種したことがある方でも、接種したワクチンの種類や接種時期によって、プレベナー20またはキャップバックスの接種を検討できる場合があります。
一方で、接種歴によっては一定の間隔を空ける必要があります。
過去の接種歴が分かる方は、接種日・ワクチン名の分かるものをご持参ください。
当院で接種歴を確認したうえで、適切なワクチンをご案内いたします。
接種を特におすすめしたい方
肺炎球菌感染症は年齢とともに重症化するリスクが高くなるため、特に以下のような方は接種をご検討ください。
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65歳以上の方
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心臓病をお持ちの方
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COPD・喘息など慢性呼吸器疾患のある方
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糖尿病のある方
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慢性腎臓病のある方
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免疫機能が低下している方
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喫煙されている方
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肺炎にかかったことがある方
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肺炎の重症化をできるだけ予防したい方
基礎疾患がある方は、65歳になる前から接種を検討した方がよい場合もあります。
副反応について
肺炎球菌ワクチン接種後には、
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注射した部分の痛み
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赤み・腫れ
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だるさ
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頭痛
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筋肉痛
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発熱
などがみられることがあります。
多くは一時的なものですが、まれに強いアレルギー反応(アナフィラキシー)などが起こることがあります。
接種後に気になる症状がある場合には、当院までご相談ください。
接種料金
| ワクチン | 料金(税込) |
|---|---|
| プレベナー20® | 12,000円 |
| プレベナー20®(旭市定期接種対象者) | 9,000円 |
| キャップバックス® | 15,000円 |
※旭市の定期接種対象者がプレベナー20を接種する場合、3,000円の助成が適用された場合の窓口負担額です。
どの肺炎球菌ワクチンを受けるか迷っている方へ
肺炎球菌ワクチンは種類が増え、「自分はどれを受ければよいのか分からない」という方も少なくありません。
当院では、
年齢・基礎疾患・過去の接種歴・公費助成の有無などを確認したうえで、一人ひとりに適した肺炎球菌ワクチンをご案内いたします。
過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方も、お気軽にご相談ください。
